2年前に買ったRED WINGのチャッカブーツ、着々とエイジングが進んできました。
革製品の購入を検討する人にとって、革のエイジングや経年劣化具合は気になるところではないでしょうか。といってもメーカーは天下のRED WING。そう変な商品を作ることはないでしょうが。。。
今日は「RED WING クラシックチャッカ 3139」のレビューと、手入れについて書こうと思います。
1905年創業のアメリカのワークブーツメーカー「レッドウイング」のブーツです。
革・生地・型どれをとっても一流で、元はアメリカで作業用に使われていた商品ですが、今ではファッション業界でも人気のブーツです。
中でもチャッカーブーツはくるぶし丈で複数の紐穴を持つ革靴のことを言います。 デザートブーツやジョージブーツなどと同じジャンルです。RED WINGの人気モデル「ベックマン」の美しいデザインを継承しつつ、軽快な動きを実現するため、丈をくるぶしにまで削ったようなデザインです。
3139というモデルの中でもぼくの持っているRED BROWNというカラーはABCマート限定としてリリースされているカラーです。ABCマート限定と言ってもRED WINGでは広く使われている色で、定番色といっても良い色だと思います。
買う前はブーツだからと、サイズ選びには慎重になっていましたが、普段のスニーカーやビジネスシューズと同じサイズで丁度でした。僕は足が小さいながら幅があるタイプなので、アメリカのブーツは幅があって助かります。
クラシックチャッカ3139のオススメな点として、チャッカブーツゆえの丈の長さからくる私服との合わせやすさです。
RED WINGの人気ブーツとして名を連ねる「ベックマン」。こちらもめちゃくちゃ格好良いのですが、合わせる私服を選びます。チャッカの場合は、ベックマンなどと違ってスタイルを選びません。
また、動きを妨げない高い機能性と急所を守る安全性が広く使われる理由です。チャッカブーツは危険度の高い職種よりも、足首は守りつつ、適度な機能性も求められる内装業者や、冬の防寒用に使う郵便配達員によく使われたという話があります。
そしてRED WINGの革の品質が良いこと。そのへんの安物メーカーとは一線を画すものがあります。ぼくが2年はいた革の状態を見てください。
どうでしょうか?
内装の劣化も少なく、外側はいい感じでエイジングが進んでいると思いませんか?革はある程度使い込んだほうが格好良いので、まだ歴史の浅さは否めませんが、これから先が楽しみです。
ずばりクラシックチャッカをお勧めする人は、
前述したとおりロングブーツは、合わせる服もかなり気合を入れないと合わせられませんが、チャッカの場合はどんなパンツにも合わせやすいです。
綺麗な状態を維持して履くもよし、エイジングして味を出して履くもよし。
ただし、長年格好良く履くためには、お手入れは必須です。
RED WINGのブーツがいかに優れたブーツだと言っても、革である以上手入れは必要です。革の手入れをするとより愛着がわくのでおすすめです。
普段は、柔らかい布で乾拭きするだけで大丈夫です。シーズンに1~2回くらい、またはオイルが抜けてきたと感じるようならば、皮革用クリームでケアします。
クリームと言っても色々あるのですが、なかでもデリケートクリームという種類を選ぶと万能で便利です。
デリケートクリームは丈夫な革製品からデリケートなものまで、ほぼ全ての革製品に使うことができます。ぼくの場合は下記のものに使っています。
ツヤ出し効果はあまりありませんが、ベタ付かずシミになりにくいのが特徴です。ブーツの手入れでよく使うミンクオイルはかなりべたつくので塗った後気を遣いますが、デリケートクリームはそんなことありません。一応塗る前に目立たない部分で試してから全体に塗りましょう。
デリケートクリームは、エム・モゥブレィのもの値段も手ごろで品質もお墨付きです。
以上、「RED WING クラシックチャッカ 3139」のレビューでした。
おしまい。
ABCマート別注の中でも、3139だけはありだと思います。
形がカッコいいし、オロラセット色があってる。
ソールが減ったら、ビブラムの4014.2021辺りつけたら、バッチリ似合うと思う。